デジタルサイネージっぽいものを自作する(その後)

先月、機種変で余ったiPhone5sをベースに、30分ほど工作して作ったデジタルサイネージっぽいもの。

電子POPというのか、デジタルサイネージというのか、スーパーの特売コーナーなどにある、CMをエンドレス再生してるディスプレイ付きのPOP。文...

使わなくなった端末の第二の人生の始まりもつかの間。
4月からレジシステムを変えたので、キャッシュトレイ横でお会計金額を表示する「カスタマーディスプレイ」として第三の人生の始まり。

古いスマホでデジタルサイネージっぽいものを作る場合、不用意な画面タッチに反応しないようにするため、液晶を直接さわれないようにする必要がある。

で、前回はスチレンボードを加工して、スマホを横から差し込んで囲ってしまう「スリーブ状の枠」を作ったんだけども、表示画面に対して枠が異常に大きくなってしまう問題があった。

あれから試行錯誤の結果、スマホと同サイズの透明プラ版を「100均の粘着性防振ゲルで貼り付ける」ことで解決。工作時間5分。


要は画面に触る事ができないように透明カバーが付けばいいだけなので、簡単に貼ってはがせる防振ゲルで十分だった。時々、アプリや本体を再起動するのにホームボタンや画面を操作する必要があるので着脱が簡単というのは重要。
前作のスリーブ式より簡単でコンパクト。

これを、100均のプラ製スマホスタンドに乗せれば完成。横置きにするとスタンドの背がはみ出すので、サイズに合わせてカット。
ズレないように、防振ゲルを貼る。

  • プラ版
  • 木目折り紙
  • 防振ゲル
  • スマホスタンド

合計400円+税。凝ろうと思えばもっとできるだろうけど、とりあえずこんなところで。「不用意な画面操作を防ぐ」という機能が満たせればそれでいい。

あとは充電ケーブルの取り回しが課題。

とにかく着脱が簡単なので、POPに合わせて不定形なカバーを作ったり、既存の透明スタンドポップに貼り付けたり、色々応用ができると思う。

レジシステム入れ替えに合わせて、iPadも第六世代に入れ替えたので退役した第三世代iPadが余ってる。

デジタルサイネージっぽいものはこっちのほうが向いてると思うので、いずれまた工作しよう。ちなみにiPad版のYouTubeアプリだとプレイリストのループ再生ができそうなので(iPhone版はSafariからしかできない)、色々捗りそう。