デザイナー出身であることのメリットは、とりあえず制作物なら大抵のものは自分で作れちゃう、もしくはデザイン起こして発注かけれちゃうことである。
が、しかし実際は日々カレーを作り、世間の荒波にもまれ転覆したり沈みそうになる店の舵を操作するだけでいっぱいいっぱい。グッズなんか作ってる心の余裕なんか微塵もないのだ。
周年記念グッズは作りたいとずっと思いつつ、年末年始の忙しさからそのまま2/2のオープン記念日に突入していた。
なので今年こそは、グッズを作るぞと正月明けの休みを利用して思案。
日頃の感謝を込めて、できるだけたくさん、無料配布できるものを作ろうと。
とはいえ予算も限られるので今回は「ミニステッカー」。
サイズ的にはビックリマンシールぐらいのがいいかなぁ、なんならホロ(キラキラしたやつ)にしちゃう?とまずは価格調査するも…いかん…たけぇ…作れないこともないけど、これは次の5周年にとっておこう。
で、今回は30mm×40mmの縦長ミニステッカーに。ええ、小さいですよ。じゃまにならないコンパクトサイズですよ。
ステッカー印刷は、基本的に耐候性、耐摩擦性を持たせるためにフィルムに印刷してラミネート加工をしてあったりする。が、いまはエコノミーステッカーなるものもありまして、塩ビ台紙に耐候性のあるインクで印刷、その後ラミ加工しなくてもある程度ステッカーとしての使用に耐える印刷方法なんですな。要はその分安い。
今回は30mm×40mm、エコノミーステッカー印刷、という仕様でデータ作成。
ほんとはね、ゴールド箔押しとかやってみたいですが、売上が2倍になったらできると思います。
上が入稿用データ、下が仕上がりイメージ。カットされるので、縁の部分はちょっと外側までつくる。印刷した後にカットするわけだけど、カット位置が±2mmほどズレる場合もあるので、多少ずれてもイメージを損なわないようにしなければならない。
一番右側のステッカーは顔の輪郭線が太くなっているのはこれを回避するため。
この辺は印刷屋さんの指示に従って作成。
実際にプリントして比べる。
結局、一番右の案に決定。
既に入稿して印刷も終わり、今週中に届く予定。さて、どんな仕上がりになりますか。
ちなみに、印刷はまいどお世話になってるグラフィックさん(https://www.graphic.jp)。
の、エコノミーステッカー印刷です。おためしあれ。